翡翠とは

翡翠(ひすい)は、宝石のひとつで新緑の半透明色をしているのが特徴です。
インカ文明や東洋、とりわけ中国、で古くから人気の高い翡翠は、金以上に珍重されてきました。 翡翠は古い時代では玉と呼ばれていました。

鉱物としての翡翠は「硬玉」と「軟玉」のふたつに分類されます。
「硬玉」と「軟玉」はともに翡翠と呼ばれているものの、まったく別の鉱物です。 硬玉と軟玉はどちらも翡翠と呼びますが、世界的に宝石とみなされるのは現在は硬玉だけです。 軟玉は半貴石に分類され、中国以外では宝石とされません。 安定した量の翡翠(硬玉)の産出地はミャンマーのみで、その産出地は世界的にも限られてます。

硬玉の主な産地は、日本、ミャンマー、グアテマラ、アメリカ、ロシア、カザフスタンなどがあります。
軟玉の主な産地は、中国のウイグル自治区のホータン地区、ニュージーランド、アメリカなどがあります。

古代中国では玉のうち白地に緑と緋が混じる石をカワセミの羽の色から翡翠玉と呼んでいました。
玉は翡翠や瑪瑙など、宝石のことを指す古代中国での総称です。 古代日本でも翡翠は「たま」と呼ばれていて、やはり宝石として重宝されてきました。 英語では硬玉、軟玉などを表す総称としてジェイド (Jade) を使っています。